2013.05.16 【ニュースリリース】超高速インターネット衛星「きずな」の社会化実験に参画
Comtech EF Data社製TCPアクセラレーター「Stampede FX」の検証実験に成功 http://www.rikei.co.jp/new/release_detail/754.html
1.「ファイル転送(FTP)」実験
衛星回線の帯域はクライアントからのアップロード方向が24Mbps、
ダウンロード方向が40Mbps、遅延(実測値)は往復で約550msecという環境下、
大容量ファイルのアップロード/ダウンロードを行った場合の回線速度の比較、
検証実験を行いました。
遅延は往復550msらしい。 日米間120msの4倍以上である。 ただしそれでも16Mbps以上でているようだが?
550msというと1.8回分の通信 で終わってしまう。 250KBパケットを送信すると450KB/s つまり550msレイテンシー環境ではセッションあたり「3.6Mbpsが限度」と計算できる
【きずな衛星インターネットの速度限界は3.6Mbpsである】
レイテンシーにより通信速度限界は決定される
ので、たった3.6Mbpsしかでないが、これはどうしようもない
逆にレイテンシーが1msでは1000回交信できるので
250KBパケットx1000なので250 000KB/125KB(1Mbps)=2000Mbps出せる。
(さらに0.1msなら20Gbsである)
【レイテンシーが全て】
であるので
レイテンシーだけで3.6Mbpsから20Gbpsまで違いがでる。
では衛星通信はなぜ遅延があり遅いのだろうか?
電波が遅いわけではないが(速度は光と同じ)
周波数で見た場合、1hzの電波と1000Ghzの電波では
小刻みに震える方が送れるビットは増えるのが感覚的にもそう思える。
1hzの振動するゴム紐で1ビット送るにはギリギリなので
周波数の3分の1くらい?
きずなの総スイッチング容量帯域については記載がないが
30Ghzで個別セッションが5メートルアンテナで1.2Ghzということでは
総帯域が分からないが、
アンテナ出力が5.2kwであることから 3〜5Gbpsの総スイッチング容量か?
1.2Ghz数本分はあるが、アンテナ出力が著しく限られていることを考えると
きずなの総容量は3Gbps〜5Gbps程度ではないか?
(やはり5Gbpsもないと思う 1.2Gbpsを威張るために特化してるっぽいので
2.4〜3.6Gbpsかと)
[2014/05/13]
NICT、超高速インターネット衛星「きずな」で3.2Gbpsの通信速度を実現
がんばって3Gbps? おそらく全力で1セッション速度ベンチなので
まあそんなものか、
8000円のバッファロールーターくらい?
なスペックのが3万6000キロ先の宇宙に浮かんでいるというイメージで間違いなさそう。
やけに高いルータだ・・