レーザー光衛星もあるらしい。
きらり(OICETS)http://www.satnavi.jaxa.jp/project/oicets/spec.html
光衛星間通信機器 (LUCE)
高度約610km
波長815nm
http://www2.nict.go.jp/wireless/spacelab/lasersatellitetech/03past/past4.html
情報通信研究機構(NICT)は1日、レーザービームを用いた光無線通信により、 1.28Tbpsの長時間伝送に成功したと発表した。
1ミリラジアン=1キロで1メートル拡散 680キロで680m拡散 アンテナ680メートル
1μラジアン=1キロで1ミリ拡散 680キロで680mm拡散>地上アンテナが68センチ
マイクロ波の次がミリ波(波長30μm〜3mm)で、その次がサブミリ波(波長100μm〜1mm)で
その次がテラヘルツ波(波長300μm)
その先が可視光(300nm~
波長ではおよそ 0.7 μm - 1 mm
1μを切るとようやく可視光領域で、ここが800nm(0.8μ)
なのでレーザーだと電磁波の目指す「短波長化」の先の先の先の先の波長であるので、 通信速度とビーム広がりは保証される。(短波長ほど広がらない=受信効率が高い) 大気攪乱効率もあるが、あまり吸収されない電磁波帯域はあるものの、 ミリ波以上だとあんまりよくないので、 電波が直進する帯域のことを大気の窓という 特定周波数であるが
大気の窓 http://www.shokabo.co.jp/sp_radio/spectrum/radiow/window.htm
ミリ波とは文字通りミリ波長なのであって、
この図で見ても1センチ以下になると急激に「大気の窓」から外れてしまうことが分かる
=大量に大気に吸収される波長に突入
赤外線〜可視光線は 「お日様がまぶしい」ことからも
あまり大気に吸収されないのが分かる
つまり電磁波はミリ波にすると直進効率と、データ転送効率がよくなるが
「大気の窓」じゃないコンクリートの壁の波長になるので
出力があってもかなりきついと分かる
かつミリ波領域の大出力化はすごく難しい。
うぉ はえー
電波(Ka帯 26~40Ghz)を使用した場合 データレート 240Mbps アンテナ径 1.3m
光を使用した場合 データレート 2.4Gbps
例えば、「きらり」のように光を用いた衛星間通信を行った場合、
通信速度を電波(Ka帯)を使用したものの10倍に設定した場合でも、
使用するアンテナの大きさは13分の1ですむこととなり、
更に消費電力も半分で済むようになる等、従来の電波を利用した衛星間通信システムと
比較して大幅な通信の大容量化、小型化及び軽量化が可能となります。
なるほど
>静止軌道上にある「アルテミス」との間で38,000km以上の距離を隔てての双方向通信に
成功しました。
遠距離伝送も成功と。
2006年2月
超高速インターネット衛星の 超高速インターネット衛星の課題課題
http://www.sspi-tokyo.org/archives/doc/pdf/doc0602_nec.PDF
NEC東芝スペースシステム(株) NEC東芝スペースシステム(株)
レーザー方式と無線方式の両方あるが、どっちもどっちだと思うし ここではレイテンシーが500ms以上の衛星通信についての話なので 1ms以下のこれらの方式はどうでもいいか。
500ms以上越える場合は、「速い」ように見えて TCPアクセレーションという特殊な機材を使ってバッファリングをためているので アマゾンの宅急便が大量に届くだけであって、宅配便が速いわけではないので、 「結局500msかかってる」から関係ない 100ms遅延が何とかなるようなら日米大陸通信で苦労しないはず。
衛星ネットは「速い」のはウソなので並列化しているだけです。 送信時間やタイムラグを気にせず<クソ遅いので とにかくデーターを送信できればいいという用途。 数日待たされる宅急便よりは遙かに速いと思う。
災害時の速度についてはよく分からない、 通信衛星のスイッチング容量を超えた分は結局輻輳が発生するだろうし。 それでもたぶん早いと思う。
まとめ