では「例を多数出してみる」方法で説明をしてみます。 水道管13mmでは断面積が159mm2(内径14.23mm) 水道管20mmでは断面積が321mm2 13mmで水道を家族が同時に複数使う場合水圧低下が発生しやすい。 1階は20L/min 2階だと水圧低下で10L/min 水道管の水圧が同じとして 20mm管では13mm管の2.01倍の水量が出せる。 →1つの蛇口あたりの水量が大きい or 複数同時開栓しても必要な水量を短時間で確保できる。 インターネットの帯域も同じく 使った分(バケツに出している分) / 水流(帯域) で表され、単位量使った場合に、「余分」が減少する幅は 水道管水圧=帯域 の直径= ○○Mpsで変わる。 13Mbpsと20Mbpsの契約・設備では ・サイト閲覧者が2Mbps消費した場合、 13Mbps:残余が11Mbps=84%残り 20Mbps:残余が18Mbps=90%残り ・サイト閲覧者が2Mbpsx4消費した場合、 13Mbps:残余が5Mbps =38%残り 20Mbps:残余が18Mbps=60%残り ・サイト閲覧者が2Mbps x 6消費した場合、 13Mbps:残余が1Mbps=7.6%残り 20Mbps:残余が8Mbps=40%残り とどんどん少なくなるなかでも 一定負荷では13mm管の減少幅が大きい 水道管直径が大きいほど、帯域の出力に対して の残余が残りやすい=帯域の耐久性が高い 排出水流=蛇口を開けて洗濯中・シャワー中 =転送量出力 に対して 帯域幅=水道管直径 であるので 直径13mm=13Mbpsと20mm=20Mbpsでは 残余水圧=残余帯域が大きく変わる。 サイトの転送量負荷が高いサイト=同時に蛇口を開ける世帯人数が多い家庭 では13mm管を選択するより20mm管にしたほうがよい。 同時接続人数・セッション数=蛇口を家庭で誰かがどこかで回している頻度 が大きいサイトでは帯域が耐久力・体力で 体力(帯域幅)を越えた運動はできない=サイトはページを表示できなくなる。 瞬発力・持久力とも帯域幅が大きいほど (あ、持久力は関係ない場合があるが) 水道管の直径13mmは毎分20L出せるとして、 20mm管は毎分20Lとしても 「それを24時間垂れ流しにできるか」どうかはまた別の話。 水道料金は基本料金で直径13mmと20mmの違いがあり 工事費に違いがあり かつ 「水道使用量」に依存する。 これが「転送量」である。 毎分20Lの蛇口出力=帯域 / 総合計28880Lの出た水=転送量 帯域は転送量に換算できるが 帯域=転送量ではない。 蛇口を24時間開けっ放しにする家庭もないように HPサイトも24時間帯域がフルではないので そのサイトで出せる帯域の24時間30日間つけっぱなし=転送量 ともならない。 「怠けている部分」を換算しなければ正しい転送量にならず 予測が若干難しい=最大最高の転送量は帯域から予測できるが それだと大外れになる Next 次